先週末、毎年会う友人たちと我が家に集まりました!

JUNA夫さんと私が10代の頃からの共通の友人だよ。

もうお互いになんもかんも知っている

大切な友人たちでもあります。

昔はみんな静岡だったので毎日のように一緒に遊んでましたが、

なが~い年月を経て、

今は年に一度我が家に集合するのが恒例に。

もうみんな50歳オーバーだからねw

1年なんてあっという間よ(笑)

で、今年は何を作ろうかな~といろいろ考えたんだけど、

やっぱり居酒屋的なごはんが好きなおっさんたちなのでw(JUNA夫さん含め)

「静岡おでん」

で行くことにしました!

お店以外で静岡おでんを食べられるなんて今じゃなかなか貴重だから。
(もう家で作る人、ほとんどいないのよ今)


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まずはね、静岡おでんには欠かせないだしをひかないといけないので、

でっかい業務用寸胴に5Lくらい水を入れて

昆布だしをひくことに。

ちなみに食事会の2日前から仕込み始めます。買い物はその前日にすべて済ませておく!

あと、おでん用の大根の下ゆでも同時進行します。

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羅臼昆布満載!

高い羅臼昆布じゃなくて、切り出し用の羅臼昆布なのでお手頃価格だよ。

これでも羅臼だから超おいしい昆布だしがひけるの。

5Lに40gぐらい使ってます。

昆布だしは40分くらいかけてがっつり濃厚にひきました。

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その後、花かつおで浅めにうま味を出します。

いつものかつお昆布だしの時に使う量に比べるとだいぶ控えめ。

静岡おでんは牛すじからのだしの味も大事なので、

かつおはちょっと控えめにするの。5分も加熱すればいい感じ。

練り物からもだしが出るしね~

で、このだしはひと晩冷蔵庫で寝かせます。

寸胴のままだと冷蔵庫には入らないので(笑)

ひとまわり小さな鍋に移してセカンド冷蔵庫へ。

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そしてこれがおでんに欠かせない牛すじね。

お肉屋さんで買ってきたもの。

このままだと少し大きいので適当に切って

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下ゆでします。

あんまり長いことはゆでないかな。

3分×2セットだけ。

最初の3分はめっちゃアクが出るのでそれをきれいにし、

その後もう一度3分だけゆでるって感じだよ。

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するとこんな感じで下ゆで完了!

冷めるまで置いときます。

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大根1本分の下ゆでも完了!

このまま冷蔵庫にひと晩おきます。

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牛すじは冷めたら串に刺していきます。

ちょっとちっさくしすぎたかなw

牛すじって火が入れば入るほどトロトロになっていくので、

あんまりちっちゃいとなくなっちゃうんだよねw

次はもうちょいおっきくしよ。


で、他の練り物系なんかの具材も全部とりあえず串に刺してバットに入れ、

翌日煮込むだけの状態にしとくのね。

ここまでで初日の仕込み完了!


翌日(食事会の前日)は朝早くから仕込みの続きをします。

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まずはじゃがいもの準備。

煮崩れるのでメークイン必須!

静岡おでんには欠かせない存在です。

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あとゆで卵ね。

これも朝ゆでて殻をむきます。

ちなみに前日串に刺しといた練り物系はこんな感じ。

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いちばんでかいバットに山盛りw

練り物系

・ちくわ(下に埋もれてて見えないw)
・なると
・ごぼう巻き
・角揚げ
・黒はんぺん


その他

・厚揚げ
・玉こんにゃく
(下ゆで済み)
・たけのこ
・昆布


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ってなわけで揃ったよー

これをまた業務用のでっかい鍋にどんどこ並べていきます。

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寸胴に入れる時には、

それぞれに串抜け防止の角切りこんにゃくを刺してから入れていくよ。
(板こんにゃくを角切りにしてゆでたもの)

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寸胴は横倒しにして入れますのよw

じゃないときれいに詰められないので。

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はい、こんな感じで業務用寸胴の底が満帆になりました。

なかなか写真じゃ伝わらないんだけどすんごい量w

でもね、まだ行くのよ。

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串と串の間をぬって卵イン。

卵は浮かびやすいので、割り切って上にするのね。

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でここで、前の日にひいたかつお昆布だしをすべて流し入れます。

確実に具材の上まではこなくちゃいけないので、

足りない分は水を足す感じ。

それを見越して濃厚な昆布だしをひいておいたのよ。

+2Lくらいは余裕で足したよ。

ここにさらに日本酒をドバドバと入れます。

ほんとにドバドバ(笑)

今回はみりんもちょいと加えました。

これは日本酒に比べるとほんとにちょっと。

甘さを入れるというよりは、素材のうま味をより引き出す役割で入れるくらいです。

これで火にかけると。

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そうするとアクが出てくるので初手のものをだいたいとって、

その後に

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メインの味付け!

家族だけで食べる時は、しょうゆ節約のため(笑)

わりと塩を使って塩味を出しますが、

今回は本格的な静岡おでんにしたかったので、

塩はほんとにちょこっと。

この寸胴の大きさでも小さじ1ぐらいの量です。

あとはしょうゆをとにかくぶっこむw

とはいえ初手はわりと控えめです。

ここから丸一日火を付けては消し、火を付けては消しを繰り返していくんだけど、

合間に味を見ながら

都度都度しょうゆを足して味を調えていく感じ。

このしょうゆの量は長年の勘で決まる感じかな~

けっこう入れるんだけど、基本は「うま味」が勝負なので、

そのうま味を越えてしまうしょうゆの量は入れません。

ここの見極めがとても大事。

しょうゆを入れて、いったん煮立てたら、

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今度はこれ、もち巾着!

静岡おでんにはあんまり入れないものなんだけど、

我が家はもち好きの2人がいるので、いつからか入れるように。

でも静岡おでんみたいに串刺しにはできないので、

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こうやって上にゴロゴロと入れるっw

最初のパックの写真に写っている以上のもち巾着が入ってます(笑)

JUNA夫さんが追加で買ってきたからw

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そしたら煮込み開始!
(ここにたどり着くまでが長いんだw)

煮込むときは、上全体をクッキングシートで覆い、

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皿などの重しをのせ、さらに寸胴の鍋のふたをして

グラグラしない程度の火加減で煮ていきます。

初手2時間くらい煮たらスープの一部を別鍋にとって

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じゃがいもを別に煮ていくんだよね。

メークインとはいえ、

長時間寸胴で煮ていくとどーーーしても煮崩れて粉々になるので。


その後寸胴の方は

1~2時間煮ては火を止めて数時間おき、また1~2時間煮ては数時間おき、

を当日までずっと繰り返す感じ。

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ちなみに前日の夜でこんな感じだよ。

帰ってきた娘に

「お店かっw」

って言われたわ(笑)

このでかさが伝わらないのがはがゆいわ~

もち巾着はこの時点で別鍋に移動。

煮過ぎちゃうと穴があいておもちが流出しちゃうので。

じゃがいもともち巾着はひと晩冷蔵庫管理するけど、

寸胴のほうは、夜中2~3時くらいまで火を入れて、

そこから数時間休ませてまた早朝に火を入れます。

当日になると、1時間ごと火を入れて止めてって感じね。もう仕上げ煮って感じだよ。

じゃがいもともち巾着の方も、当日は合間合間に火を入れます。

あとはお出迎えを待つのみ。

この鍋ごとは出さないけどね(笑)


あと他に

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おでんの仕込みと同時スタートで

「白菜の柚子漬け」

も仕込んでおきました。

作り方はここ↓


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当日、いい感じに仕上がってたよ~

おでんにはこういった相棒が最高によく合うのです。

他には

・やわらか昆布煮鶏
・鶏のから揚げ


も仕込んでおきました。

他おつまみ要素のものも少々。


そのあたりはまた続きとして別記事にするね~


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