去年だったかな・・・
いわゆる静岡の「おまち」にオープンしたお茶カフェ、
「マルゼンティーロースタリー」。
まわりの店舗とは雰囲気がちょっと違っていて、
一瞬「なにここ???」って思うような異質な雰囲気を放っています。
要はおしゃれすぎるとw
オープン当初からずっと気にはなっていて。。。
体調もぼちぼち安定してきた今日この頃なので、やっとこさ行くことができました(*´▽`*)
(大道芸と被ってたのは予定外だったんだけどねw おまち中すんごい人だった)
メインはジェラートなんだけど、いろんな静岡のお茶も飲めます。
お茶ってけっこう種類がいろいろあるんだけど、
(煎茶とか玉露とか、深蒸しとか浅蒸しとか、番茶とか玄米茶とか・・・)
ここはさらに「焙煎」というものを掛け合わせているので、
より多種なお茶に分かれます。
↑これが店内にあるちょっとした焙煎工房。
ここで茶葉を少量ずつ、焙煎できるというわけなのです。
焙煎は温度分けしていて、
80℃、100℃、130℃、160℃、200℃から選ぶことができます。
つまり、茶の種類も選んで、焙煎温度も選んで・・・ということ。
ちなみに、飲むお茶だけでなく、ジェラートも同じように焙煎の程度を選ぶシステムです。
ジェラートの場合はノンローストも選択可。
けっこう複雑っていえば複雑なんだけど、
分からない場合は、お店の人が教えてくれると思います。
簡単に言うと、焙煎温度が高くなるほど香ばしくなっていって、
低いとフレッシュな感じを残す、という感じかな。
200℃をダークロースト、100℃をライトローストと言っていました。
種類でいうと、160℃とか200℃だとほうじ茶系、他100℃台は緑茶系、
80℃だと玉露といった感じ。玉露をロースト??っていう斬新な感じw
多くのお客さんはジェラートを頼んで、焙煎工房の横の階段を上がって、
2階の席で食べる形です。
今回私は、ジェラート目的ではなくて「お茶」目的でいったので、
1階の2席しかないカウンター席を狙っていたら・・・
見事、偶然、その席に座れることに(^-^)
ここです。1階の奥にちょこんと2席だけあるの。
ここだと店内をとてもよく見渡すことができます。
お店の中、白を基調としていてふんとにきれいです!!
何より、お茶をドリップしている様子を見たかったのね~
今回はロマンスグレーの紳士な店員さんがドリップしてくださってました。
1階だと、この方との会話ができるのがまたいいところ。
(混んでると無理だけどもw)
なぜか注文後の引き換え券?はトランプなんだけどねw
さて、しばらくすると注文したものがやってまいりました。
手前が、私がたのんだ
「自分で淹れる玉露セット」、
奥が、JUNA夫さんがたのんだ、
「お汁粉&お茶のセット」です。
え?おじさまにドリップしてもらうんじゃないの?ってとこなんだけど、
その場合、よくある飲み口が付いたコーヒー用のカップでやってくるのね。
(JUNA夫さんのお汁粉セットのほうがそれ)
私はどうしても「湯のみ」で飲みたかった&茶葉も見たかったので、
自分で淹れるセットを選択。
もちろん、お湯の温度管理などは全部おじさま店員がしてくださいます。
まずはJUNA夫さんのほうから。
セット内容は
・お汁粉(焼きもち入り)
・塩昆布(見えてないけどw)
・130℃焙煎、深蒸しの煎茶(ホット)
このお茶が、お店の前面でたくさんの方々に見られながらw
おじさま店員がコーヒーのようにドリップして入れてくれたお茶です。
深蒸し茶っていうと、通常ならわりとマイルドでコクのあるお茶なんだけど、
130℃で焙煎してあることにより、
煎茶のいい渋みが引き出され、旨味も香りもよりアップという仕上がりになっています。
コーヒーをよく飲む方にはけっこう向いてるかと思われます。
私だったら100℃のライトローストでいいかな~という感じ。
JUNA夫さんにはとっても合ってたみたいですよ~
さぁ、私が頼んだのがこちらの玉露セット。
焙煎温度は80℃です。
やっぱり「玉露」があるとね~どうしても静岡人としては飲みたくなるのね~
1杯目の湯は湯のみに入っているので(温度60℃)、それをすぐに茶葉が入った急須に入れ、
ふたをして、待つこと2分10秒!(ちゃんとタイマーが付いてきます)
玉露は60℃で2分以上っていうのは、やっぱり鉄則らしい。
そうすることによって「旨味」、いわゆるグルタミン酸がよく出るんですね~
そ、昆布だしと同じ感じ(*´▽`*)
お茶に旨味??と思うかもですが、
玉露の1杯目は本当に驚くほどの「旨味」を感じます。
これがその1杯目。
案外緑色じゃないのよ~ 少し黄身がかっています。
これを一口飲むと・・・
口の中に「塩味」を思わせるような旨味がまず広がります。
その後、お茶の香りがふわっと追い付いてくる感じ。
焙煎温度は80℃なので、苦味は増さず、甘みがコクが増す感じ。
はじめてこの玉露を飲んだ場合は、え?これお茶なの?って思うかもですよ~
お茶のおともはこちら。
ドライフルーツ入り羊羹。
けっこうはじめて食べる感じのお味。
ドライフィグかなぁ~?? けっこうツブツブ感たっぷりでした。
おいしかったよ。
さぁそして、1杯目を抽出した茶葉は、こんな具合に広がっているので、
再び60℃の湯を湯のみにとって、ここに注ぎ、
2杯目を楽しむというわけです。今度は30秒待つだけ。
2杯目がこちら。
今度はねぇ、もうお茶だよ。色も緑色。味もお茶そのもの。
お茶のすんばらしい香りと若干の渋みを楽しむ感じです。
とはいえ、
玉露のカフェイン量ってすんごい多いの(;´∀`)
煎茶とかほうじ茶の8倍!
やっぱり玉露は若い芽を使うのでカフェインがかなり抽出されるんですね~
一応お茶の別成分、テアニンがカフェインを相殺してくれるとも言われてはいますが、
私はあんまりカフェインに強い体質ではないので、
2杯目はほどほどにしたほうが無難かなとw
その後の利尿作用が半端なくきますですwww
(更年期で不安感が強いと、一時的に不安感が増すことも)
でもすごく贅沢な時間をすごせて、幸せな空間でした。
これがカフェのいいところなんだよね~
まだまだ行ってみたいカフェはたっくさんあるんだけど、
ゆっくりゆっくり、気長な趣味として楽しんでいけたらなぁと思います。
たぶんこのまま、老後の趣味に引き継がれるんじゃなかろうかと(笑)
一緒に行ってくれるJUNA夫さんにも感謝。
(小心者なので、1人じゃお店に入れないw)
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