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こちら、本日の娘のお昼ごはん。

娘といっても18歳ですよw

本日の講義が午後からのため、

お昼を家ですませてからの重役出勤ですw

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まずはチャーハン。

具材は、ベーコン、卵、ねぎの3種のみw

ごはんは日本酒少々で軽くほぐしてから、炒めたベーコンと合わせ、

溶き卵を空いたスペースに入れて、ごはんに絡ませるように炒めています。

こうするとパラパラしますよー

仕上げに刻みねぎを入れ、

塩・コショウ、減塩しょう油で味付け。

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野菜はスープでとりましょ♪

トマト、しいたけ、にんじん、とうもろこし、わかめが入ってます。

コンソメベース。


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あとは庭で採れたミニトマトと
(毎日消費w)、


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今が旬の桃。



****


こうやって何でも当たり前に食べる娘にも、

もちろん離乳食の時期はあったわけで(笑)、

離乳食の時期もこんなふうにトレイにのっけて

顔中汚しながら食べていたなぁ~なんて思い出します。


こちらのブログにも、けっこう離乳食の問い合わせを多くいただきます。

中でも多いのは、離乳期の「だし」について。


いい機会なので、

今日は離乳食のだしはどうしたらいいのか

のお話を少しさせていただければと思います(^-^)


昔は離乳食開始が体重が○キロになってからとか、

月年齢が5~6ヶ月から、というわりと明確な時期が指定されていましたが、

今は個人の成長に合わせて、という認識の中進む今の離乳食。

それでもやはり6ヶ月くらいからは多くの赤ちゃんが離乳食を開始しているようですね~。


「だし」は赤ちゃんの味覚を育てていくために、

そして素材そのものの味を知るためにも、

初期からとても大事な役割を果たしてくれるものかと思います。


それでは、初期、中期、後期と順番に書いていこうと思います。
(※期間分けはあくまで目安です。ちなみに娘の頃よりも進みがゆっくりめですかね~)



【離乳食初期】

★野菜のだし(1度に3品目ほど使用)

キャベツ、にんじん、かぶなどを細かく切って水から20分ほどコトコト煮て、
こしたスープのことです。
水1Lに対し、野菜総量は多くても2割程度(200g)を目安にします。

最初からたくさんの品目をつかってだしをとると、
その味がいきなりベースになり、それ以下だと物足りなさを感じてしまうので、
3品目くらいからのスタートがいいと思います。
慣れて来たら4種、5種と増やしていくといいでしょう。

野菜の組み合わせはいろいろですが、最初はアクが少なめのもの、
ガツンとした味が出にくいものからスタートするといいと思います。

白菜などもわりと旨味が多いですし、
野菜に少しなれてきたらタマネギ、トマトなどを使ってもよいでしょう。

初期の離乳食が軌道にのってきたら、
野菜だしでかぼちゃ、じゃがいもやさつまいもなどのいも類を煮て、
やわらかくなったら裏ごしし、「野菜ポタージュ」にするのもおすすめです。


★植物性の乾物を使っただし

・昆布だし

旨味を味わうには一番最適なおだしです。野菜だしに慣れてきたら取り入れるといいでしょう。
ただし大人のような濃さはまったく必要ありません。

大人は水1Lに対して、昆布10g使用が目安ですが、
赤ちゃんはその半量の5gで充分です。
※1Lなら5g、500mlなら2.5g

また水に昆布を入れて一晩冷蔵庫においておく
水出汁を推奨している離乳食も多くみかけますが、
赤ちゃんの場合、必ず火入れしてから再び加熱使用することを私はおすすめしたいです。

水の中で増えた雑菌は、もちろん加熱によって死滅するものもありますが、
調理環境によっては、そうもいかない菌が増殖している場合も考えられます。
初期だからこそ、下痢やアレルギーなどいろんなリスクを増やさないためにも、
加熱タイプの昆布だしを用意しましょう。

<作り方>

1.昆布の表面をキッチンペーパーなどで優しくなでるようにふく。
(表面についた汚れなどを落とします。こすらなくてOKです。)

2.水に昆布を入れて弱めの中火にかけ、60℃くらいをキープしながら20分ほど煮出す。
(大人はその倍の時間煮出しますが、初期の赤ちゃんは半分の時間で充分です)

3.昆布を取り出し、中火でいったん軽く煮立てる。
火を少し落とし、1~2分クツクツ煮ながらアクをすくいとる。

4.キッチンペーパーなどで3をこし、製氷トレイに小分けに入れてすぐに冷凍する。
(常温で長時間おかないように気を付けます。すぐに冷凍してしまいましょう)

※使う分ずつ製氷トレイから取り出し、レンジや鍋で解凍して使います。
※冷凍で1週間ほど持ちます。残ったものは大人のみそ汁などに使ってしまいましょう。

豆腐を煮て擦り流しにしたり、昆布だしでおかゆを作ってもいいかと思います。

★野菜のだし×植物性の乾物のだし

野菜だしや昆布だしに慣れて来たら、素材を足したりミックスしたりします。

・野菜だしに「干ししいたけ」という素材を加える

干ししいたけは、本来水に入れて一晩冷蔵庫に入れて戻すのが、
一番うまみがたっぷりと出る方法ですが、こちらも昆布だしと同じく、
衛生上「加熱」を基本にします。

といっても、カットするためには「ぬるま湯」で手早くもどします。
(もどした汁は赤ちゃん用には使いません。大人の料理にどうぞ。
はじめからスライスされた干ししいたけを使えば、もどさず直接水に入れられます)

上記野菜だしを鍋でとる時に、
スライスした干ししいたけ(1Lなら1個分)も一緒に加えて煮るだけです。
干ししいたけを入れるだけで、赤ちゃんにとってはぐっと旨味が増えます。

・野菜だしを上記の「昆布だし」を使ってとる。

今まで水で煮ていた野菜を上記昆布だしを使って野菜だしをとると、
旨味がワンランクアップしただしがとれます。
すりつぶした白身魚と合わせたりするとおいしいです。
ノーマルな野菜だしの合間に挟んであげるといいでしょう。


【離乳食中期】上記だしに加えて以下が使えるようになります。

★タンパク質の乾物をつかっただし

・かつおだし

豆腐や白身魚のタンパク質をクリアし、
赤魚をクリアしはじめるあたりでスタートするといいかと思います。
こちらも大人のような濃いかつおだしは必要ありません。

大人は水1Lに30gのかつお節を目安にしますが、
赤ちゃんはやはりその半量の15gほどでOK。※500mlならさらにその半分
しかも厚削りなどのかつお節は使わずに、
薄削りで細かいかつお節を使うのがおすすめです。
基本的に二番だしは必要ありません。香り重視の一番だしを使います。

<作り方>

1.鍋に必要な量の水を入れ、沸騰直前まで沸かす。

2.1にかつお節を入れて10秒ほどおき、火を消す。

3.1~2分たったらキッチンペーパーなどでこし、
製氷トレイなどに小分けに入れて冷凍する。

※使う分ずつ製氷トレイから取り出し、レンジや鍋で解凍して使います。
※冷凍で1週間ほど持ちます。残ったものは大人のみそ汁などに使ってしまいましょう。

野菜と合わせるのはもちろんですが
つぶした麺類と合わせたり、卵黄のみで茶碗蒸しを作ったり、
卵黄+おかゆ+だし汁のおかゆもできます。

★タンパク質の乾物×野菜のだしまたは昆布だし

上記かつおだしに、野菜だしや昆布だしをミックスさせます。
旨味の幅が広がり、使える素材も少しずつ増えていくので、
レパートリーを増やしやすくなります。

★タンパク質を使っただし

・鶏だし

豆腐や魚、卵黄などのいろんなタンパク質をクリアしていったら、
鶏のささみやむね肉などがだしの素材として使えるようになります。

<作り方>
1.鍋に水500mlを入れ、筋をとって細かくきったささみ2本分、
タマネギ、キャベツ、にんじんなどを合わせて50~60gほど入れ、
中火にかける。

2.煮立ったら弱めの中火にし、アクをとりながら15分ほどコトコト煮て
キッチンペーパーなどでこす。製氷トレイ、保存容器などに入れて冷凍。

※煮た鶏や野菜は細かく刻んで調理に使えます


【離乳食後期】

だしはだいたい上記でそろっているので、あとはそれぞれミックスしたり、
そのだしにほんのり味付けを開始しつつ、使う素材をどんどん増やしていきます。
味付けは、和の調味料(塩、しょうゆ、みそなど)をほんの少しずつからはじめ、
洋風の調味料も織り交ぜていくといいでしょう。

赤ちゃんの食事の味付けがどのくらいのものなのか、
その時期のベビーフードなどを味見してみるのも手です。

もしも「煮干しだし」などを取り入れたい場合は、
離乳食後期頃に青魚など経験したあとで取り入れてみてはいかがでしょうか。
頭、内臓などは取りのぞき、やはり最初は薄めに作るのがポイントです。

これまで味わっただしは、少しずつ濃くしていってもいいかと思います。

ここまでくればあとは完了期に入っていくだけなので、
最初の初期よりはずいぶんと作りやすくなっているかと思います。




*****

というわけで、離乳食の「だし」にだけ焦点をあてて、お話させていただきましたが、

必ずしもこの通りでなければいけないということは絶対になくて、

なんとなくの流れをイメージする手助けになればうれしいです(^-^)

また、必ずしも手作りでなければならないというわけでもなくて、

便利なベビーフードなどもたくさんあると思いますので、

そういったものも取り入れながら、

お子さんの食事の最初の土台作りを楽しんでいってほしいなぁと思います。



娘の時代の離乳食が参考になるかどうか微妙ですが、

それぞれの期間の離乳食メニューを書いておきますね~
(記録があるので)

<初期>1回食 5ヶ月ごろ

月:かぼちゃ入りおかゆ、すいか汁
火:にんじん入りおかゆ、さつまいもとりんごのマッシュ
水:コーンスープパンがゆ、さつまいもとりんごのスープ
木:野菜のポタージュがゆ、豆腐の擦り流し(ごま風味)
金:煮つぶしうどんトマト味、かぼちゃのスープ
土:青菜がゆ、さつまいもとかぼちゃのマッシュ
日:バナナ入りパンがゆ、ほうれん草とグリンピースのスープ

<中期>2回食 7ヶ月ごろ

月:①にんじんと青菜とかれいのおかゆ、りんごヨーグルト
②おかゆ、かぼちゃのマッシュ、豆腐と冬瓜のトロトロ煮

火:①納豆としらすと青菜のおかゆ、にんじんとかぶとさつまいものだし煮
②パンがゆ、鮭とブロッコリーとトマトのスープ、にんじんジュース

水:①青菜とにんじんとかれいのそうめん卵とじ、野菜ジュース、りんごヨーグルト
②白菜と豆腐のおかゆ、納豆と里芋の煮もの

木:①青菜とにんじんとささみのそうめん卵とじ、りんごヨーグルト
②しらすとかぼちゃのごま入りおかゆ、白菜とブロッコリーと豆腐の煮もの

金:①青菜と納豆のおかゆ、トマトとカッテージチーズ、レバーポタージュ、ヨーグルト
②チキンライス風おかゆ(トマト、ささみ、タマネギ、ピーマン、にんじん)、

土:①りんご入りパンがゆ、トマトのマヨ&ヨーグルト和え
②卵黄とブロッコリーのだし煮、ダノン

日:①かぼちゃのドリア風、青菜とかぶのみそ汁、バナナプリン、野菜ジュース
②納豆ごはん風かゆ、豆腐とにんじんとしいたけと絹さやのトロトロ煮、バナナヨーグルト

<後期>3回食 11ヶ月ごろ

月:①納豆ごはん(軟飯)、キャベツとおふとわかめのみそ汁、バナナとメロンのヨーグルト
②りんごのヨーグルトケーキ、いちご、
かれいのホイル焼き(じゃがいも、タマネギ、トマト、しいたけ)
③りんごのヨーグルトケーキ、いちご
野菜と豆腐のスープ(かぼちゃ、ブロッコり―、カリフラワー、にんじん、まいたけ)

火:①ヨーグルトパン、ブロッコリーとトマトのスープ、バナナとキウイのヨーグルト
②うどんの卵とじ、里芋とにんじんとかぶとしいたけと鶏ひき肉の煮もの、みかん&バナナ
③しらすごはん(軟飯)、豆腐ステーキ野菜あんかけ、白菜のおろしごま和え、りんご&バナナ

水:①納豆ご飯(軟飯)、小松菜とおふのみそ汁、みかんとキウイのヨーグルト
②かぼちゃとにんじんのホットケーキ、鶏肉豆腐団子とカリフラワーのトロトロ煮、
タマネギとわかめとチンゲン菜のスープ
③軟飯、具だくさんみそ汁(里芋、じゃがいも、にんじん、タマネギ、しいたけ、かぶ、大根、油揚げ)
たらの煮つけ、トマト

木:①ジャムとピーナツのロールサンド、キャベツとまいたけのスープ、
みかんとバナナとキウイのヨーグルト
②鮭とほうれん草のクリームドリア、ブロッコリーとにんじんとさつまいものバター焼き、
りんごのコンポート
③納豆ご飯(軟飯)、ハンバーグ、トマトとブロッコリーとかぼちゃのソテー、
レタスとおふのみそ汁、いちご

金:①ヨーグルトパン、コーンスープ、みかんとキウイのヨーグルト
②うどんの卵とじ、バナナ
肉じゃが(じゃがいも、豚肉、タマネギ、にんじん、しいたけ、かぶ、グリンピース)
③軟飯、ささみのチーズフライ、キャベツとにんじんのごま和え、豆腐と小松菜のみそ汁、
りんごのコンポート

土:①納豆ご飯(軟飯)、白菜とわかめのみそ汁、バナナヨーグルト
②青のりとごまのおにぎり(軟飯)、ほうれん草入り卵焼き、
おでん風にもの(大根、じゃがいお、かぼちゃ、にんじん、鶏肉)、トマト
③かれいのあんかけごはん(軟飯)、ピーマンとかぶと豆腐のスープ、
いちごとキウイのヨーグルト

日:①おじや(豆腐、白菜、しいたけ)、みかんとキウイのヨーグルト
②かぼちゃとにんじんのホットケーキ、いちご、
肉団子スープ(ブロッコリー、卵、チンゲン菜、まいたけ)
③納豆ご飯(軟飯)、さつまいものバター焼き、
かれいのチーズ焼き(タマネギ、にんじん、ほうれん草)、トマト、りんごのコンポート






・・・・・・・

もうこんなことできないwww(笑)










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