この間のおだしイベントの時
(その時の模様 その1、その2 )
に作った料理のレシピが公開になってますので、
こちらご紹介しますね~。
どれもすんごくおいしいので、
イベント来られなかった方々にも作ってもらえたらいいなぁ~って思って(^-^)
まずは
「野菜いっぱいの華やかちらし寿司」
お刺身とかお肉類とか、そういったものを使わなくても
おだしの力&素材の力
で、とーーーってもおいしいちらし寿司ができるってことを
知っていただきたくって考えた一品なのよ(´▽`*)
刺身とかお肉を使わない散らしは、味が淡白になりがちだったり、
場合によっては物足りなさを感じることもあるんだけど、
それをカバーするために、五目寿司の五目具材を一工夫♪
まずは以下の3つ
・干ししいたけ・・・旨味成分のグアニル酸が豊富
・油揚げ・・・コク出し
・かんぴょう・・・旨味たっぷりの煮汁を吸いこんでもららう
これに加えて、野菜の中でも旨味成分(グルタミン酸)が多めの
たけのこ、にんじん
を使用して「五目」にしてるわ。
味つけはいつもより少しだけ濃いめに。
でも酢飯の塩は半量に抑えてあるので大丈夫(^-^)
この5種類の具を汁気がなくなるまで煮て(写真1)、酢飯に混ぜます(写真3)。
そうすると、
これだけでもいいんじゃないかっていうおいしい五目寿司ができあがるのよ♡
お弁当とかにもいいかもだわ。
で、上に錦糸卵をたっぷりとのせるんだけど(写真4)、
卵にも1個につきだし汁が大さじ1入ってるのね。塩は1個につきひとつまみだけ。
これだけでうーーーーんとおいしい錦糸卵になるのよ。
イベントでもお若いお嬢さんが、
「この卵すっごくおいしいんですけど、レシピ何回みても、
だし汁と塩だけなんです・・・。これ、ほんとですか?」
ってwww
ほんとなのよ♡
おいしい五目寿司においしい錦糸卵があれば、
あとはトッピング具材がそこそこでも大丈夫なのよ。
トッピングはどっちかっていうと
食感とか、風味とか、色みとかそういったものをもらう役目なの。
今回のっけたトッピング具材は
・れんこん(写真2)
だし汁、みりん、塩で煮ただけ
・きゅうり(塩もみ)
・みょうが
・大葉
・枝豆(冷凍)
・かいわれ
・白ごま
・紅しょうが
・刻みのり
ね、そんなにたいしたもんのってない(笑)
これでもふんとにおいしくなるから不思議~(≧▽≦)
イベントの時も話したんだけど、
トッピングの具材は2回に分けてのっけるといいわ。
例えば最初にきゅうりの塩もみを全部のっけちゃうと、
あとからのっけるトッピングで見えなくなっちゃうので、
2回に分けることで見えるようにしてあげるのよ。
お刺身が苦手な場合とか、長時間テーブルにおいとかなくちゃいけないとか、
そんな時にはもってこいのちらし寿司。
野菜大好きな女子にも受けがいいかと思います。
「野菜たっぷり華やかちらし寿司」
【材料】4人分
<寿司飯>
米 2合
昆布 5×7~8cm 1枚
A:酢 大さじ4
A:砂糖 大さじ2
A:塩 小さじ1/2ほど
<五目寿司具材>
干し椎茸 大2枚
たけのこ水煮 60g
にんじん 1/3本
かんぴょう 長いもの1本(12g)
油揚げ 1枚
B:かつお昆布だし・・・200ml
B:干ししいたけもどし汁・・・100ml
B:酒・・・大さじ2
B:みりん・・・大さじ1
B:砂糖・・・大さじ1
B:しょう油・・・大さじ3
<トッピング具材>
れんこん 輪切りで3cm
C:かつお昆布だし・・・100ml
C:みりん・・・大さじ1/2
C:塩・・・小さじ1/4
卵 4個
かつお昆布だし・・・60ml
(卵1個につき大さじ1)
塩・・・適量(卵1個につきひとつまみ)
枝豆・・・(さやから出した状態で)約1/3カップ
(冷凍さや入り100gでも)
きゅうり・・・1/2本
きゅうり用塩・・・ひとつまみ
みょうが・・・3本
大葉・・・5~6枚
かいわれ・・・少々
紅しょうが、白ごま、刻みのり・・・各適量
【作り方】
1.といだ米に昆布と水を入れて炊く。Aは混ぜ合わせておく。
2.干ししいたけはぬるま湯につけて戻す
(時間がある場合は、水に浸けて冷蔵庫に入れ、一晩かけて戻すとよい)。
3.かんぴょうは水にしばらく浸けてやわらかくし、塩(分量外)をふって軽くしごいたら、
流水で洗って水気をきり、6~7mm幅に切る。
4.もどした干ししいたけ、たけのこはご飯となじみやすい大きさに薄切りにし、
にんじん、油揚げは千切りにする。
5.鍋に3、4、Bを入れて中火にかけ、
ふきこぼれないように気を付けながら汁気がほぼなくなるまで煮詰める。
途中アクをすくいとるのを忘れずに。
6.ごはんが炊けたら昆布を取り出して熱いうちにボウル、すし桶などに入れ、
混ぜたAを加えて切るようにして混ぜる。
7.合わせ酢とご飯がなじんだら粗熱の取れた5を加えて切り混ぜし、
全体が均一になったらぬれふきんをかぶせて冷ます。
8.れんこんは薄い半月切りにし、酢水(分量外)にしばらくさらして水気をきる。
小鍋にCとともに入れ、5~6分コトコト煮る。
9.卵1個につきだし大さじ1、塩ひとつまみを入れて溶き、
サラダ油をひいたフライパンで薄焼き卵にしてキッチンペーパーにとる。
卵4個分焼いたら、重ねて錦糸卵状に切る。
10.きゅうりは薄い小口切りにして塩をまぶしてしばらくおき、水気をギュッとしぼる。
みょうがは小口切りにして氷水にしばらく浸け、ざるにあげる。
大葉は千切りにし、かいわれは食べやすい長さに切る。
11.大きな器または寿司桶に入れた混ぜごはんの上に9を広げ、
8、10、紅しょうが、白ごま、刻みねぎを好みに散らす。
<ワンポイント>
米は2合より少し水を控えて炊き上げます。
コクが出る油揚げと味を含みやすいかんぴょうを使い、五目具材を濃いめの味付けにすることで、
生魚や肉などのタンパク質がなくても満足できる味わいに。
お次はこちら、
「かぼちゃ入り五目豆」
これねぇ、すんごく地味だけど(笑)
めちゃくちゃうまいわ。
2~3日持つし、常備菜にもちょうどいいのよ。
煮崩れしやすいかぼちゃをどうやって五目豆の具にするの?
って話なんだけどね。
【材料】4~5人分
大豆の水煮 200g
昆布 7~8g
昆布を浸す水 3カップ
かぼちゃ 1/8個
ごぼう 1/2本
こんにゃく 100g
やきつべのだし 鰹 荒節 4g入り・・・3個
(かつお節のパックならなんでも)
A:酒・・・大さじ2
A:みりん・・・大さじ1
A:砂糖・・・大さじ1
A:しょう油 ・・・大さじ2
仕上げのしょう油・・・小さじ1
【作り方】
1.鍋に昆布と昆布を浸す水を入れ、30分ほどおいておく。
30分後に昆布を取り出したら、1cm角ほどに包丁で切る。
2.1の水にかつお節パックを入れて中火にかけ、
沸騰したら5~6分弱火で煮てだしパックを取り出す。
3.大豆の水煮はサッと洗ってざるにあげる。
ごぼうは皮をたわしなどでこそげ落とし、大豆の大きさにそろえて切ったら、
酢水(分量外)にしばらく浸けてからざるにあげ、流水で洗って水気をきる。
4.こんにゃくは1cm角ほどに切り、小鍋に水とともに入れ、
沸騰してから2~3分ゆでたらざるに上げる。
5.かぼちゃは1cm角ほどに切る。フライパンに油(分量外:適量)をひいて中火にかけ、
焼き色がところどころに付くまで焼く。
6.新たな鍋に昆布、大豆、ごぼう、こんにゃく、2のうち2カップ(400ml)、
Aを入れて中火にかける。
煮立ってきたら丁寧にアクを取りのぞき、
具材の表面が軽く出るまで10~15分ほどグツグツ煮る(時間は目安)。
7.火を止めたら5、仕上げのしょう油を入れて全体をざっくり和え、粗熱が取れるまでおく。
さらに冷蔵庫で冷やす。冷えたものをそのまま食べても、再び加熱し直して食べても。
<ワンポイント>
かぼちゃは焼き崩れを防ぐため、
焼いている最中にあまりさわらないようにします。時々ヘラで返すぐらいでOK。
かぼちゃは焼きすぎないように気を付けます。
硬めで火をとめてフライパンにおき、余熱で火を入れればOK。
かぼちゃは、煮汁と合わせて冷ましてく段階で味が染み込みます。
※レシピ工程の番号と写真の番号は一致しません。
かぼちゃだけ炒めて、最後に加える方法なのね。
そうすると煮物のコク出しはもちろん、
冷める段階でだし汁の旨味をかぼちゃがみんな吸ってくれるので、
おいっしい五目豆になるのよ♡
これはさつまいもでもできるわよ~。
いつもの五目豆にしたければ、かぼちゃをにんじんにするとか、れんこんにするとか、
そんなふうに対応してもらえればと思います。
娘がとまらなかった一品よ(笑)
最後にこちら。
「肉団子スープ」
これがほんとに簡単でイベントでも人気だったわ。
うちでも娘が大好物なの。
レシピは以下に書いときます。
こちらは枯節パック(一番だし風)使用です。
もちろんお手持ちのおだしでもOK.。
【材料】 3人分
かつおだしパック(4g入り)・・3個
水・・・カップ3
※パックがない場合はいつもお使いのだし粉でも、もちろんかつお節でだしをひいてもOK。
しょう油・・・大さじ1と1/2
塩・・・小さじ1/2弱~好みに調節
<肉団子>
豚ひき肉・・・200g
白ねぎ・・・1/2本
大葉・・・5枚
しょうが・・・1片
A:酒・・・大さじ1
A:塩・・・小さじ1/3
A:しょう油・・・小さじ1/2
A:ごま油・・・大さじ1/2
A:片栗粉・・・大さじ1強
A:黒こしょう・・・適量
水菜・・・適量
白髪ねぎ・・・残り1/2本分で
レモンの皮・・・少々
ラー油・・・好みの量
【作り方】
1.水と枯節パックでだしをひく。
※中火にかけ、軽く煮立ったら弱火にして5~6分煮出します。
2.白ねぎの下部1/2本は白髪ねぎに、残り(葉以外)はみじん切りにする。
大葉、しょうがはみじん切りにする。水菜は3~4cm幅に切る。
3.ボウルにひき肉、白ねぎ、大葉、しょうがのみじん切り、【A】を入れてよく手でこねたら、
一口大にまるめる(大き目なら9個、小さ目なら12個に)。
4.1のだし汁を沸騰させたら、3を入れて弱めの中火でしばらく煮る。
アクをすくい取ったら塩、しょう油で調味する。
5.肉団子に火が通ったら火を止め、水菜を入れる。
器に注ぎ、白髪ねぎ、レモンの皮をのせる。ラー油はお好みで。
これから柚子が出回ってくるので、柚子の皮があればベスト。
肉団子のタネにも柚子の皮をおろして加えると、さわやかなテイストになりますよ~。
以上3点、イベント料理のご紹介でした(^-^)
なんかイベントしたの、遠い昔のような気がしてるわw
「JUNAさんの特別な日のお菓子」(宝島社)12月7日発売
どうぞよろしくお願いいたします。
~最新のコッタさんの連載はこちら~


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