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昨夜は我が家で定番の「ビビンバ丼」。

あくまで「丼」です。石焼きビビンバではないのよ~。

私がお店でビビンバを食べて、味はこんなものかと思って独自に作り出して早十数年。
すっかり我が家ではこの味が定着しています。
(韓国の方から見たら、たぶん邪道ね。)


そもそもこのごろでこそ、韓国料理のお店もたくさんあるし、認知もされているし、
食べようと思ったら、どこでも食べれますよね。
でも私が若い頃なんて(もちろん今でも若いわよ)、韓国料理を食べに行くなんて
思考回路の中には存在していませんでした。

そんな韓国料理なんてめずらしかった、私がまだピチピチしていた時代(今もピチピチよ。)
あれは、大学の頃だったかな。仲良し4人組で箱根の旅行へ行ったのよ。


箱根と言えば、彫刻の森美術館。


なぜか、なぜか、そこのレストランで、はじめて石焼きビビンバを食べたのが出会いです!!


なぜ、彫刻の森美術館にそんなものがあったのか??未だに謎よ。

しかも、その時は、これが韓国の食べ物なんてことも知らずに、
なんだか真っ黒の熱~い石焼きボールに、いろいろ入っていたものを
かき混ぜもしないで、熱、熱、いいながら、必死で食べたことを覚えてます。

でも、その味が衝撃的だったのね~。
混ぜてこそ食べなかったけれど、ナムルの感じとひき肉のお味、卵、
そして何だか分からない辛い物体(←今思うとコチュジャン)とのコラボが
夢のようにさえ感じた程うまかったのです。

あとから、メディアなんかを見て、韓国の食べ物の「ビビンバ」だってことを知りました。
しかも、混ぜ混ぜして食べることも!!
そしてその赤茶けた物体がコチュジャンだと知った時点で、ビビンバ製作に入った私なのでした。

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【材料】 3~4人前ほど

肉そぼろ
 豚挽き肉・・・・・・・・・・・・・・300g    しょうがのみじん切り・・・・・大さじ1
 ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1   酒・しょう油・みりん・・・・・・各大さじ2
 
簡単ナムルもどき
 豆もやし・・・・・・・・・・・・・・・1/2袋     小松菜・・・・・・・・・・・・・・・・1束
 ニンジン・・・・・・・・・・・・・・・1/3本    ごま・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
 ポン酢・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2   ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
 鶏がらスープの素・・・・・・・小さじ1/2  しょう油・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1

卵、アツアツご飯、コチュジャンは人数に合わせて適量数

【作り方】かなり簡単です。

①まずナムルもどきをつくります。

 ニンジンを細い千切りにし、豆もやしとあわせて2~3分茹でます。
 小松菜もさっと塩で茹で、氷水にとって色止めをし、よく水気を絞って3~4㎝に切ります。
 ボールで3つの野菜を調味料と一緒に和え、冷蔵庫へ。
 味に深みを出す鶏がらスープの粉がポイントです。

②半熟卵を作ります。水から卵を入れ、そのまま7分加熱。(水に入っている時間も入ってます。)
 時間は卵の大きさによります。私はL玉を使ったときの時間。目安にしてみてください。
 要は、外側の白身が少し固まればそれでOK。

③肉そぼろを作ります。

 フライパンにごま油をしき、しょうがのみじん切りをいためて香りをだします。
 そこへひき肉をいれ、パラパラになるまで強火で炒めます。
 調味料を入れ、炒め続け、水分がなくなって艶が出ればOK。
 

④あとは盛り付けるだけ。アツアツご飯に、まずナムル、そして肉そぼろ、
 そして半熟卵をのせます。そして、たっぷりコチュジャンを!!

 コチュジャンはごま油との相性が抜群です。ひき肉、ナムル共にごま油を使っていますので
 たっぷりかけて、ハーモニーを楽しむのです。
 (コチュジャンは、多くても全然辛くないですよ。甘辛いお味噌と思って下さい。)

さて、卵をくずすと・・・・・・・

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とろりと黄身がっ!!!

あとはよ~くスプーンで混ぜ混ぜして召し上がれ~~。

多少ねぇ、味付けが?でもねぇ、コチュジャンがあればねぇ、なんとなくビビンバになるのですよ!
マジック調味料ですね。

ぜひご家庭でビビンバ、お試しください。

あ、でも、あくまで私の創作ビビンバですので、本格ビビンバを期待しちゃ嫌よ。
ビビンバ「風」です!!(←この「風」重要)



この日たけのこの煮物もつくりましたので、紹介しておきます。

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これは丸々大きなたけのこ1本と鶏のモモ肉を一緒に、コトコト長時間煮たものです。
たけのこと、鶏肉の油は大変相性がいいです。

たけのことモモ肉がひたひたにかくれるほどのだし汁(かつお)をいれ、
しょうゆ、砂糖、酒を1:1:1の割合で入れます。
この日のたけのこの量で、すべて100cc(砂糖はカップ1/2程になります。)にしました。
昆布茶もティースプーンで2杯ほど入れています。

はじめはあくを丁寧に取りながら、とにかくコトコトと煮込みます。

ベストは、朝煮込んで、午前中一杯煮込んだら、午後は火をとめて味をしみこませ
夕方また火を入れて少し煮込むといった感じ。

まぁ、時間的に無理なら、夕方から煮たものを、その日はあっさり頂いて
一晩おいて、次の日の朝に食べるっていうのが、いいですね。
朝はかなり味がしみこんでいて、それはそれはうまい。

とにかく間に一旦火を入れない時間を作るっていうのがポイントでしょうか。

たけのこ、やっぱおいしいなぁ。。。


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