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ようやく弁当本が校了しましたーーーーーーっ(涙)


ドッタバタの最後でしたが、


やることはすべてやりきって、私の手から送り出すことができたと思っています^^





「校了」って


早く来て欲しいけど、でも実際来ると淋しい・・・・。


そんな感じもちょっとあったりして・・・。




でも、これで晴れて、みなさんのお手元に届けられるというわけですから、


やはり喜ばしいこと!





この日が無事迎えられて、本当によかったです。



ほっとした。。。。








今回のお弁当本のとっかかりとしては、


どうやったら読んでくれる方々がお弁当を作りたいと思ってくれるか、


どういうふうに構成したら、読んでくれる方々がお弁当を作りやすいと感じてくれるか、


どうしたら、お弁当って、そんなにハードルが高いもんじゃないんだよってことを伝えられるか、


そこを土台に考えながら、骨組を作っていく作業からでした。




私の性分というのか、なんというのか、


私は自分でこうと思ったことを自分でやらねば気がすまないタイプ(苦笑)



10あるうち、半分は人にお願いして・・・ということがまったくをもってできない、


ウルトラ要領が悪いタイプでございます・・・(汗)


だから本来なら、だれかにお願いするのであろうページ作りのイメージであったり、


流れであったり、というものも、


この際、全部自分でやってみるという挑戦をすることに!





こうなると本への想い入れも人一倍激しくなり、


時にそれが頑固であることにもつながってしまって壁にぶつかることも多くなるのですが、


常にそれを第3者目線で見られるような感覚も必死で持ちながら、


逆にそれがいい面にもつながると信じ、


ゼロから全部自分のこだわりを通してやりあげたという感じです。





私が思う「弁当本」なので、


よくある弁当本とはちょっと雰囲気が違うのかもしれないなぁ・・・


なんて、途中にちょっと考え込んだりもしたけれど、


「リアル」にこだわった私としては、


最後までその信念を通しました。


その信念にずっとつきあってくれたスタッフのみんなにも頭が下ります・・・。




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これが今回の本づくりのざっとした流れ。


手前からはじまって奥まで。


どのくらいかかったかな・・・・


前回の笑顔本がおわってから、ぼちぼちとりかかってるので、


やっぱり1年くらいかかってるのかなぁ・・・・。


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まずは自分が今までどんな弁当を作ってきたのかを一覧にまとめ、全て把握する作業から。





・・・・・・・・・


まぁ、そりゃぁすんごい数の弁当があったのよっっ。


こんな弁当なんて作ったのかっ(恥)


ってものもあれば、


ああ、あったあった!これね~っていうものもあり(笑)


あ、これ、JUNA夫さんにすごい評判良かったなぁ~ってものもでてきたり、


こりゃぁ朝作るにはもってこいだなという、作り手目線でいい弁当もあったり・・・・・


ほんとてんこ盛りっっ♡


とりえあず、


この一覧を眺めては、どういう本の組み立てを作ったらいいのか、ひたすら考えること


・・・・・・・


どのくらいだろう??(笑)



ま、でも、自分で書きたいビジョンはだいたい決まっていたので、


それに合ったものをピックアップし、グループ分けし、


自分が妄想した骨組みにあてはめていく作業をするわけです。



そしたら、


それをもとに、具体的なページ作りに!


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まずは自分が決めたグループごとの弁当素材をもとに、


ざっくりと構成の元となる原稿を書き上げて編集さんに伝え、


それをもとに、編集さんとページ構想を練ります。


まだこの時点ではレシピ量とかも定かではないんだけれども、


だいたいどのくらいの弁当を


どのページに配置するのかということを決め、


次にラフに落としていく作業をします。


私はこのラフ書きが大好きっっ(笑)


だれか止めてくれないかぎり、ずーーーっと書ける。ふふ。




で、この書き上げたラフをもとに、本のデザインを決めていくわけです。


さすがにデザインは私できないので、


イメージを伝えて、デザイナーさんにお願い。


しばらくするとデザインがあがってくるので、


それをまたあーでもない、こーでもないと論議しながら、


形にしていきます。


ある程度デザインの方向性が決まったら、


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本格的な原稿書き。


ひたすら書く、書く、書く・・・・・。


ここにもまた私のこだわりというものがありまして・・・・。


これは「幸せごはん本」の時からのことなんですけど、


だいたいライターさんってものが本を作る時にはつくんですね。


料理本には料理本を得意とするライターさんってものが、やっぱりいるわけなのです。


でも、私は、私としての言葉をみなさんに届けたいという想いが相当強いので、


ライターさんをつけることを拒否(笑)


「幸せごはん」の時は、はじめてのことだったのでそりゃぁライターさんがいないことが


こんなに大変なことかと思いましたが、


やはり自分の言葉で、料理や、料理からわきでる想いを伝えられることを選択したことは


よかったなぁと今では心から思っています。


キャッチ一つでも、私なりの表現ってものがやっぱりあると思うのです。


というわけで、


そうとうヘビーな原稿書きにはなりましたが、ひたすら書き続けました。


そして合間には、撮影、撮影、撮影・・・・。





その書き上げた原稿と、撮影したものと、私が合間合間に撮った弁当の写真とを、


できあがったデザイン案にはめこんで、


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初校ってものがあがってきます。


ここからは議論しながら、これをどこまでよいものに変えていくかという作業。


内容からデザインから全てにおいて。


みなで知恵と力を出し合って、


何度も何度も何度も・・・ほんとに何度も作りかえる作業をしていきます。



その合間に、


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今度は色校ってものも上がってきます。


普通はあまり著者さんは見ないかもですが、


私は自分で写真を撮ってることもあるので、色校は必須。


これに関しても、あーでもない、こーでもないと議論をします。



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そして、もう行きつくとこまで行きついただろう!!っというところで、


最後の原稿が仕上がり、


「校了」


となるわけです。


校了すれば、印刷所に晴れて送れることになります。






ふぅ。。。。




とにかく、いいものを作ってみなさんに届けたい一心で、これまでやってきました。


私のそんな想いが、一人でもたくさんの人に届けば嬉しいです。。。









・・・・・・


さて、


家の中を片付けよう(笑)









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