和食がついに、
無形文化遺産に登録されそうですね!!
日本人の一人として、和食を愛する一人として
そりゃもうとーーーっても嬉しいっっ(^-^)
無形文化遺産に登録されれば、
和食の文化や素晴らしさを
世界全体で守っていこう!ということになります。
いやぁ~、それって本当にとっても喜ばしいことですね~。
今、世の中では国際化が叫ばれ、グローバル化が求められ、
もちろんそれはとてもとても大切なことなのですが、
国際化に対応するには、
まず自国を愛し、自国について学び知ること
だと私は思っています。
自分の国を愛し、学んでいなければ、他国に自国のことを理解してもらうことすらできない、
つまり、意見の交流すらはじまらないからです。
若い頃、外国人と話す機会が時々ありましたが、
外国人は自分の国のことを本当に愛しています。
そして何よりも自国の文化や政治、歴史をちゃんと理解しているし、
自分の国についてどう思っているのか、どうしていきたいのか、
という確固たる考えを、若くても持っている人がほとんどです。
かたやこっちは、
「日本ではじゃぁどうなの?日本の政治について君はどう思ってる?
日本のこの歴史については、君はどういう考えを持っているの?」
って聞かれた時に、
「えっ??うーーんと、えーーーっと(汗) 」
とたじたじになってしまうわけです。
かえって相手の外国人のほうが、日本について詳しかったりとか・・・(^▽^;)
これじゃぁ国際化もへったくれもなく、ただの一方通行ですよね(汗)
この時私は、
国際交流というものは、自国を愛し知ってこそ成り立つことなのだ
と痛感したのあります。
もっとちゃんとしようと・・・。
私にとっては和食の料理もそのひとつ!
和食は、世界にほこれる、素晴らしい日本の食文化です。
何より美しいですし、季節感もありますし、
家族とのきずなや大事な節目には、必ずかかわっているように思います。
これは後世にどんどん伝えていかねばなりません。
また、現代の食生活が多様になればなるほど、尚更大事なことだとも思っています。
和食のよさを子どもたちに、若い人たちに、もっともっと知って欲しい!
私はそう願ってやみません。
12月に無形文化遺産に登録されることで、
他国はもちろんですが、日本人自身が、
和食の素晴らしさを改めて知る機会になることを期待しています。
それに、いずれ東京でオリンピックもあるでしょう?
たくさんの外国の方々が日本へくるでしょうから、
私たちはそこで、素晴らしい「お・も・て・な・し」をせねばなりません。
そのためにも、和食を知ることは、大変有意義なことであるとも感じています。
さて、これ以上熱く語ってもきりがないので(笑)
和食の調理において大切なこと、というか、
要になっていることについて、少しお話したいなと思います。
それは
・だし
と
・下処理
です。
もちろん細かいことをもっと言ったらたくさんあるのですが、とりあえず二つで(笑)。
どちらも和食においては縁の下の力持ち、みたいなポジションで、
この二つが根底にあってこそ、おいしい和食がそこに成り立つと私は思っています。
どちらも地味な作業なのですが、
でもとても大事・・・。
この二つさえできていれば、
最小の調味料で素材を最大限活かすことができる、
和食はそんな料理なのです(^-^)
昨日は和食だったので、ここからはそちらを紹介しがてらいきますね(^-^)
「揚げ焼き鯛のあんかけ」
まず鯛の下処理から。
塩をして20分おくという「ふり塩」作業→熱湯にさっとくぐらすという「湯引き」作業
→冷水にとって汚れを落とす→水気をしっかりとふきとる
という流れです。魚の臭みをとる作業ですね~。
この流れをふむだけで、魚料理がとてもおいしくいただけるわけです。
時間がないのなら、「ふり塩」だけ、「湯引き」だけのどちらか片方でもいいですから、
してあげることをお勧めします。
面倒に思うかもしれないですが、この手順をふむだけで、
魚料理を嫌がった子どもが食べてくれる、なんてこともあるのです。
あとは、軽く塩・コショウを全体にして、茶こしで片栗粉をまぶし、
多めの油で揚げ焼きに。
あんかけは、かつののだし汁にみりん+しょう油を同比率で入れて煮立て、
片栗粉でとろみをつけるだけ。
それを焼きたての鯛にたっぷりとかけ、白髪ねぎをかければ完成です。
添えてあるのはほうれん草をゆでたもの。
こちらもさっとゆでてから冷水にとる、という下処理をほどこしてあります。
「鯛のうしお汁」
3枚におろしたあとの鯛のあらもよいおだしがでるので、汁に仕立てます。
鯛のあらは切り身同様、やはり「ふり塩」→「湯引き」→冷水にとる、という下処理を行います。
そのあと、昆布とともに静かに煮出し、だしをゆっくりとひいていきます。
(途中、しょうがも加えます)
徐々にだしが透き通ってくるので、そうしたら塩と少々のしょう油で味付け。
九条ねぎをたっぷりとかけて出来上がりです。
こちらは、
「里芋とごぼうとひき肉の煮もの」
里芋は5割ほど下ゆで(下処理)し、ごぼうはさっと水にさらし(下処理)てから、
かつおのだし汁で煮ていきます。
沸騰したらひき肉も加えて(かつおのだし汁と豚肉は大変相性がいい!)、
あくをしっかりとすくいとり、あとは味付け。
調味料は酒、塩、みりん少々、しょう油といった感じです。
やわらかくなるまでコトコト煮て、仕上げに絹さやを。
シンプルですが、とーーってもおいしい煮ものです。
ごはんは、白米+玄米+雑穀米で。
やはり和食は、
シンプルさ=おいしさ
かなと思います。
ちなみにこちらはデザート♪
「姫りんごのコンポート」
ひたひたの水を入れて、砂糖を入れて、オーブンペーパーなので落としぶたをして、
煮るだけの簡単デザート。
あったかくてもおいしいし、冷やしてもおいしいし、凍らせても最高♡
なんといっても皮がおいしいんです(‐^▽^‐)
というわけで、
あれやこれや、ちょっと真面目に(笑)話してしまいましたが、
みなさんも、これを機に
「和食」をどんどん食卓にとりいれていってもらえればなぁと思います。
私も少しでもそのお手伝いができるよう、
今後もブログ等で、いろいろ発信していきたいです(*^▽^*)
***********************************
☆今日のおべんと☆
今日はむすめだけ~。
・塩鮭
・なすとしいたけの甘辛炒め
・ウインナーなど
お弁当も、日本の素晴らしい食文化(≧▽≦)
↓ ポチっと応援していただけると嬉しいです♪
↓おかげさまで殿堂入りしました!
製菓、製パン、お弁当小物などはこちらから↓
ブログの説明、コメレス、メッセージなどのお返事について、リンクについてはこちら → ★