「昆布だしで作る和風ミートソーススパ」
関ジャニの仕分け∞で紹介させてただいたパスタのレシピです(^-^)
いつもなら過程写真がつくのですが、
今回、レシピを作りだすことに必死で過程写真がないです。すみません(汗)
【材料】(3人分)
パスタ乾めん(1.6mm)…300g
パスタをゆでる湯・・・2リットル
パスタをゆでる塩・・・大さじ1強
※湯に対して1%を目安に。
牛豚合びき肉・・・ 250g
トマト…大きめ1個
タマネギ…1個
にんじん…1/3本
しいたけ…2枚
にんにく…ひとかけ
白ねぎ…1本
大葉・・・15~20枚(お好みで)
赤・黄・オレンジのピーマン…適量(なくてもOK)
以下★=昆布だし材料
★水・・・1リットル
★利尻昆布・・・10g
以上から作った昆布だしのうち300mlを料理に使用
※顆粒昆布だしを使ってもOKです。
昆布茶・・・小さじ1/2
酒・・・大さじ2
みりん・・・大さじ1
しょう油・・・大さじ2
バター・・・10~15g
塩・・・少々
黒コショウ・・・適量
【作り方】
<昆布だしをひく場合>
1.鍋に昆布だしの材料★を入れて中火にかける。60度~70度になったら弱火にし、
その温度を保ちながら、40~50分かけてじっくりと昆布だしをひく。
(時間がきたら昆布は引き出します)
※60~70度は正確に温度をはからなくても、要は煮立てずに弱火のまま、
湯気がほわっとたつような状態で40~50分キープしておけばOKです。
(煮立ててしまうと昆布の臭みがでてしまいます)
この温度だと昆布のうまみ成分のグルタミン酸が最大限引き出せます。
ぜひこの状態で一口あじわってみてください^^ そのうまみにおどろきますよ~。
しかも利尻はその特徴として「塩分」を感じるほどのうまみが引き出せます。
※他の工程はそんなに手間がかからない&たいした素材も使っていないので、
ここだけ頑張って時間をかけることで、家庭でも見違えるほどうまいパスタが完成します!
2.白ねぎを4~5cm幅のぶつ切りにしたら、
縦に包丁を途中まで入れて中の芯をくり抜き、四角形にする。
それぞれを重ね合わせ、繊維にそって千切りにしたら、さらしに包んで流水にあてながらしごく。
さらに食感をよくするため、冷たい水にしばらく放っておく。
大葉はボールに水を張り、しばらくさらしておく。
(カラーピーマンを添える場合は4~5㎜の角切りにする)
※さらしがない場合は丈夫なキッチンタオル等を使ってみてください。ガーゼなどでもOKです。
白髪ねぎの繊細な食感とおいしさを引き出すために、ぜひしてほしいひと手間です。
大葉は事前に水にさらしておくことで、千切りにしてもよい食感がえられます。
3.タマネギ、にんじん、しいたけはみじん切りにする。
にんにくは縦半分に切って中央の芽を取り除いたら、それぞれを包丁の腹でぎゅっとつぶす。
4.トマトの皮をむき(湯むき、ピーラー、火であぶるなど)、
おおまかに切って種をとりのぞいたら、さらにざく切りにする。
5..フライパンに油(分量外:適量)と3のにんにくを入れて弱めの中火で加熱し、
にんにくの香りがたったらタマネギ、にんじんを入れ、中火で透き通るまで炒める。
さらにしいたけを加えて、油をまわすようによく炒める。
6.5にひき肉を入れて炒める。肉の色がかわったら、昆布茶を加えてなじませる。
7.昆布だし汁(300ml)、4、酒を加え、中火でグツグツ煮る。
アクがでるようならすくいとり(通常あまりでないです)、
みりん、しょう油も加えて、ボタっとした感じになるまで10~15分ほど煮込む。
※うまみたっぷりの昆布だしを使っているので、通常のミートソースみたいに長時間煮こむ
必要はなく、この程度の煮こみ時間で充分です。
またこの煮こみ時間にすることで、野菜の食感を活かしたミートソースになります。
8.煮込んでいる間にパスタをゆで、白髪ねぎの水きりをし、大葉の水気をきって千切りにする。
(カラーピーマンを竹串で皿のまわりに盛り付けておく)。
9.7の水分が1割までに減ったら(ほんの少しだけ水分を残す程度です)
塩・コショウで味を調え、最後にバターを加えて溶かす。にんにくは取り出す。
10..ゆであがったパスタをの皿の中央に盛って9をかけ、
白髪ねぎ、大葉をこんもりとのせれば完成。
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私に与えられたお題は「パスタ」でした!
プロの対戦相手は「俺のイタリアン」でも有名な橋本改シェフ。
(知ったのはもちろん直前です-汗)
主婦のもうお一方の対戦相手は、
レシピの女王やおかず星グランプリでも有名な宮川純子さん。
そして関ジャニの丸山さんも同じく対戦相手で、プロの元で指導を受けての参戦でした。
(4人で戦うという方法も当日知った私・・・・^^;)
とにかく当日は緊迫した雰囲気で、本気の真剣勝負でした。
事前に、相手はイタリアンのプロのシェフで、パスタ対決!
とだけは聞いていたので、
いろいろ、いろいろ考えて、
「同じ土俵にはあえて絶対に立たない!」
という作戦をたてた私。
オリーブオイルやホールトマト、生クリーム、チーズなど、
イタリアンでよく使う素材を使ったら、つまり同じ土俵にたってしまったら、
プロにはまずかないっこありません。
どれも扱いに関しては足元にも及ばないでしょうし、
使った時点で恐らく負けが確定するかなと・・・。
それならば、あえて、
毎日料理を作る主婦ならではの発想でしかうまれないパスタにしようと思ったわけです。
じゃないと、絶対に勝てないっっ(汗)
その結果、私がこの料理の柱にもってきたのが、
私がその味わいの底力を信じてやまない
「昆布だし」
でした。
イタリアンのシェフが、普通だったらまず使わないものです。
昆布だしは、適切にかつ丁寧にうまみを引き出せば、
ほぼ素材を選びませんし、
洋風、和風、中華でも、肉、魚、野菜でも、とにかくなんにでもいけちゃうのです。
そして何より、日本人なら遺伝子レベルで無条件に「うまい」と感じるうまみ成分のはず。
審査員の方々もかなりの食通だということは聞かされていましたし、
人間ですから食の好みも様々・・・。
そこの幅をどうやってうめるかを考えた場合、
やはり、うまいと感じてもらえるストライクゾーンを広げるためには
昆布だしの出番だなと思ったわけです。
はじめスタッフさんには、
たぶんプロの方は、高級素材をふんだんに使ってきますから、
神田さんもぜひ高級素材を使ってみましょうよ!
と言ってはもらえたのですが、
・・・・・・
高級素材の扱い方なんて余計わからんっっ(笑)
じゃ、せめて、昆布を高級利尻昆布を使ってみてはどうでしょうとも提案されたので、
試しに高い利尻昆布でだしをとってもみたのですが、
結局、いつものスーパーで「398円」で売っている昆布が、
一番味の癖がわかっていて、
自分の納得のいくだしがとれることが判明(笑)
(高級利尻でとっただしは、もちろんおいしかったのですが、ちょっと上品すぎて、
私が作りたいパスタにはうまみのパンチが足りないと判断しました)
じゃ、ひき肉を黒毛和牛にしてみるとかはどうですか?
とも提案されたのですが、
黒毛和牛のひき肉なんて、
普段の料理に使ったことないしっっ(笑)
じゃ、せめて、高級調味料とか、めずらしい調味料を使ってみるのはどうでしょう。。。
とも言われましたが、
酒、みりん、しょう油の三本柱があれば、
大丈夫ですっっ!
とも言ってしまいました^^;
だってーーーーーー、
それが一番扱い慣れてる調味料なんですもん(涙)
これもまず、イタリアンのシェフが使わないだろうし。。。
やっぱり主婦にとっては毎日使う絶対調味料なのです。
でも、このパスタ、
食べると、ほんとにその調味料でできてるの???
っていう味わいです。まさに昆布だしの効果。。。
あと昆布だし×トマトのうまみ成分の相乗効果でもあります。
極めつけは麺( ̄▽ ̄;
私、実は当日スタジオに着くまで麺のことを全く考えていなくて、
というより、
スーパーで普通に売ってる
ポポロ7分ゆでパスタか、ママー3分早ゆでパスタを使うことしか考えてなくて、
それを準備して持っていったのですよ。。。
(いつもこれを当たり前に使ってるから)
スタジオで他の方が準備されている麺を見た時、
一瞬不安に(苦笑)。
やべぇ、生パスタとか用意したほうがよかったのかっ!?
とも思いましたが、でも時はすでにもう遅し^^;
結局本番で使ったのは、3分早ゆでパスタです(時間がなかったのね)。
収録中も、みなさんの調理過程を目の当たりにしながら、
やっぱりこの作戦は失敗だったか・・・・
と、実はかなり焦りもしました。
あんなにいい素材使われたら、やっぱりいくら昆布だしでもかなわないだろうなぁと(汗)
でもやっぱり私は主婦なので、
家庭に普通にある素材と調味料だって、
素材を上手に組み合わせることによって、
正しく素材を活かした調理することによって、
ちゃんとした、あったかいお母さんの料理ができるんだ!!!
ということを・・・
そういった家庭の料理のあり方を、
やはりこれを機会に知ってもらいたいって心から思ったのです。
勝っても負けても。。。
あとは必死で無我夢中で調理をし、
盛り付けも、私らしさを忘れないよう、あまり背伸びをせず、
家庭でもできる方法でやってみました。
結果は、まだ観ていない方もいらっしゃるでしょうから、ここではふれません。
とりあえず、今日はこのレシピにかけた私の思いを書いてみました(^-^)
このミートソースなら、
何か特別に高い買い物をしなくても、
手軽に作っていただけると思います^^
そして何より、子どもからお年寄りまで、家族全員に家族に喜んでもらえる
味の幅があると思います!
むすめもJUNA夫さんもこの和風ミートソースにかなりはまり、
むすめは今でも、毎日これでもいい!!といってくれるほど(笑)。
家庭料理の全てがこのパスタに凝縮されていると思っていますので、
ぜひお試しください(^-^)
にしても、
こんなにパスタのことを必死で考えたのは
人生ではじめてですっっ(笑)
とても、とてもいい勉強になりました。
こんな経験をさせていただけるのも、
ブログを読んで下さるみなさんのお力添えがあってこそです。
本当にありがとうございます(涙)
いろんなことがありながらもここまで続けてこられたブログですが、
これからもまだまだいろんな料理のあり方を追求しながら日々精進し、
みなさまと料理の楽しさ、
そして何より家庭料理の素晴らしさを共有していけたらと思っています。
んで。。。
まじめじゃない裏話は、また月曜以降にします(笑)
(関ジャニ∞の横山さんと丸山さんのことは、
この番組の告知の時 にすでに書かせていただいています^^)
コメ欄、今日は開けておきます。
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