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新刊発売の記事に、本当に温かいコメントをみなさんどうもありがとうございました。
めちゃくちゃ元気がでました!!
何よりみなさんが和食本第一弾をすごく活用してくださっていることが本当にうれしかったです!
中にはシリーズ全部持っていてくださる方もいたりして・・・。
本当にありがとうございます。
反面、今度の本がみなさんのいろいろな期待に応えられているのかどうか、
不安でいっぱいにもなりましたが、今の私にできることはやりきったと思いますので、
もうあとはまな板の上の鯉状態でもいいましょうか・・・汗
ともかくみなさんとの「1mm」をつなげていけたら、最高に幸せです。
質問など、また時間があるときにできるだけ丁寧にお答えさせていただきたいので、
少々お時間いただければと思っています。
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さぁ、やっと昨日、
すべての作業を終えて、無事印刷所に原稿を入れることができました!
ギリギリすぎーーーーっ(汗)
でも間に合ってとにかくほっとしています。
JUNA夫さんも、
「無事終わってよかったね~~!!
これで、ぼく、もう風邪ひいてもいいよねっっ(≧▽≦)」
・・・
って、別にここ数年ひいたことないじゃないのよっ。
まぁ、この冬はインフルエンザがすっごく流行っていたので、
かなり気を抜けなかったのは確かだったんだけど^^;
さて、この原稿が出来上がるまでの過程を、いつものように紹介していきたいと思います。
どんな風にできあがっていくかを知ってもらうことで、
より本を身近なものに感じてもらえたら嬉しいので^^
もしご興味ありましたらでけっこうですので、おつきあいください。
やっぱりまずは「台割り」作りから。
台割というのは、本の骨組みのことで、章の組み方とか、ページの配分とか、
どこのページにどんな料理をもってくるのかとかを、具体的にふりわけていく
大事な設計図みたいなもんです。
編集さんが書く場合が多いですが、私はまずは、いきなり自分で書いちゃいます。
そして、プロの編集のアドバイスをもらいながら、よりよいもの整えていきます。
実は春夏版の台割は、第一弾の台割と同時に作ってあったんですよ。
だからすごーーーく前から存在していたもの。
なぜかというと、私にとってはこの両方の台割がいっしょに存在していないと、
どっちにどの料理の割り振ったらいいのかとか、それぞれ柱を何にするかを
考えられなかったというわけなんです。
もちろん春夏版なんか出る保証はなかったので、賭けは賭けなんですけど^^;
その後、その台割は時間を経ながら何度も何度も書き換えられ、
途中、ガサッと書き換えることもあったり、ふりだしにもどったり、
最終的にこれと決まるまではけっこうな時間がかかりました。
台割が決まれば今度はラフ書き。
それぞれのページに写真をどういうふうに配置してレシピをどこにおき、どう見せるか、
という誌面の見せ方をこれまた1Pずつ決めていくわけです。
私は自分で料理撮影もするので、このラフがとてもとても大事になります。
カメラとラフはワンセット♡というわけなのです。
台割が決まり(=メニューが決まる)→ラフがだいたい決まったら、
ここからはスタイリングする物品を集めだします。
だいたいは生地集めでしょうか。いつも行っている生地やさんで物色したり、
ネットで買ったり・・・。今回は和紙もけっこう探しました。
器は自分が持っているものをたいがい使いますが、
やはり撮影用に少しは仕入れたりもします。
私はどうしてもすべてを自分でスタイリングしなくちゃやだ!!
という、そりゃぁ面倒くさいタイプなので、あっちこっちいくことになるんです^^;
でもそれが楽しいというか、
そういう風にまっさらなところから一つずつ作り上げていくことが、
やっぱり大好きなようです(笑) (洋裁で服を作るのとよく似ています・・・)
さぁ、いろんなスタイリング用品をそろえたところで、
料理×食器×生地×カトラリーの組み合わせを一つ一つじっくり考えていきます。
字のりなども考えた、誌面を想像しながらのスタイリング決めなので、
ここでラフとにらめっこというわけになるのです。
そしたらテスト撮り。
1発で決まればいいんですけど、決まらないこともあるので、
あーだこーだ自分でのせる料理を妄想しながら、スタイリングを一つずつ決定していきます。
ここからはひたすら調理→撮影→レシピ書きの繰り返し。
そして食べる、食べる、食べる・・・・・・・・・・
&
太る( ̄ー ̄;
※今回も献立章があるのですが、そこ以外の料理写真は私が撮っています。
レシピは、いつものように調理中にメモ帳に殴り書きしたものを、
原稿にコツコツまとめていきます。
ともかく一度まとめたレシピは、
そのあと3回くらい自己校正して、よりきれいにまとめていく作業をします。
というのも、
私は自分のレシピは自分の言葉で伝えなくちゃいやだという
これまた面倒くさいタイプなため、ライターさんがだれもつかないのです。
一言一句自分の言葉で!
というのが私の妙なポリシーなわけです
(これはいっちばん最初の本からずっとです)。
あとは他のいろんなレシピ以外の章も書き上げて、写真のデータと一緒に
どーーーーんと編集部にお嫁に出します。
編集部ではその間にデザインをどうするのか、必死で考えてくださっているので、
それが決まった時点で、私の写真と原稿とをどんどん組んでいってもらうわけです。
その後、プロのカメラマンさんに撮ってもらう撮影部分を丸二日行います。
(ここはまた別にお話しますね^^)
ここからはゲラが何度も何度もあがってくるので、
それをひたすら何度も何度もチェック。。。。。
間違っている箇所はもちろんですが、
写真の配置だったり、書体だったり、デザインだったり、いろんなものを
よりよくみんなで調整していく作業に入ります。
これがまぁ、
心が折れる折れる折れる折れる折れる折れる・・・・
だからカフェに逃げるっww
そして気を取り直してまた原稿とにらめっこ。
体はまっっったく動かさないのに、脳みそがやたらに疲れるので、
再び食べるww
食べるww
そしてまた校正に舞い戻り、こんな間違いを見つけて吹くっっ。
「かにかも♡」
ってなにさね(笑)
また行き詰まったら、今度は夕日にむかって吠えるw
後半には「色校」といって、写真の色味をチェックするための原稿もあがってくるので、
それもチェックします(自分で写真を撮っているため)。
そして印刷所に、こちらで撮影したものの色見本をすべて印刷して提出します。
そしてまた食べるww
完全なるストレス食いですな。。。
つまり、本を作っている間に
・・・・・・・・・・
毎度私はぶたになりますっ。
あはっ♡
んで、完全に豚になりきったころ、
原稿が完成(笑)
ざっと書きましたが、いつも1年くらいかかってこれをします。
今回は半年だったので、びっくらこきました(@_@)
わかっていはいたものの、ふんとにびっくらこきまくりました。。。
あああ、すべてが終わった今、
私はこの贅肉をなんとかすることを考えねばwww
和風ごはん本は
ちゃんとヘルシーですのでご安心を(笑)
次回は撮影の時のお話などできればと思っています^^
長文お読みいただいてありがとうございました。
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