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去年のちょうど今頃、


集英社さんのお仕事で、料理家の有元葉子先生にお会いしました。


先生に会うまでは、


なんとなく料理の世界に片足突っ込んだような、突っ込んでないような、


自分でも身の振り方がいまいちわかっていない状態・・・(苦笑)


それが、先生と直接お話することで、


とてつもない刺激を受け、


よし、少し頑張ってみよう!!


と思えた自分。


料理の世界に、恐る恐る、まずはつま先を突っ込んでみるかと決めたきっかけをくれたのが


有元先生だったわけです。







この一年、有元先生の本をいろいろ読みあさり、


まず基本として、きれいなキッチンスペースや道具を揃えることからコツコツ始めていきました。


やはり料理は、使う道具が大事である と先生もおっしゃっています。


使う道具が理にかなっているものであれば、


その調理過程はシンプルであればあるほどおいしい


というのも


有元先生のおっしゃっていること。


まさにその通りだと実感しています。


先生のお料理は、本当にシンプル!!


この上なくシンプルなのに、さらにとてつもなくおいしいのです。


やはり素材のよさや調理器具の全てを知りつくしているからこそのなせる技なのかもしれません。





そして、有元先生の盛りつけや器のセンス!!


恐れ多いですが、私の何かにビンビン響くわけです。


私が有元先生のように美しく料理を表現することなど、何回生まれかわっても無理なのは承知ですが、


日々、あんなふうに料理を表現してみたい!


という想いだけは胸に、毎日キッチンに立ち続けています。






写真の一番手前にのっているのが、先生の最新刊。


私がちょうど先生とお仕事させて頂いた時、先生のアトリエでこの撮影も並行して行われていました。


私がその時目にしたお料理も出ていて、なんだかとても不思議で、また得した気分です。


また、有元先生の20年以上前の料理までもが掲載されています。


私は自分のブログで、数年前の自分の料理を見て吹きだすことが多々ありますが(苦笑)、


先生の料理は20年前のものでもしっくりくる・・・・。


ここも勉強させて頂かなければならないところです。





さて、では、


私が、有元先生に刺激を受けつつ、コツコツそろえてきた調理器具たちを少し紹介^^


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まずは包丁。


先生のアトリエで目にした、



その野菜の繊細な切れっぷりに、ほんとうにたまげたっ!!



素晴らしい盛りつけって、一体何なんだろう??って考えた時、


その主役はもちろんだけど、


添えられた野菜などがいかに美しく仕上げられているか、


ということもかなり大事だと、そこで気づかされました。


添えもんだからこんなもんでいいか、というのではなく、


添えものだからこそ、主役をひきたてるために、丁寧に作業するってわけです。


それには使い勝手のいい、素晴らしい切れ味の包丁がまず必要!


そういうわけで、私がキッチンで心がけているオールステンという部分でも合致したので、


これを選んでみました。


包丁は初っ端は切れて当たり前なので、その後、いかにメンテしていくかということだと思います。


元々の良さを決してつぶしてしまわないよう、頑張ってメンテしていかねば・・・。



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こちらは鉄のフライパンと揚げ鍋。


ステンレス化を頑張る中、鍋はいろいろそろえたのですが、


鉄系のパンも、どうしても欲しいと思っていたので、


有元先生が考案されているものを手に入れてみました。


もちろん用途にとってはテフロンのパンも使ったりしますが、


鉄パンで作ったほうが絶対的においしいものもあるので、どうしても欲しかったわけです。




奥に写っているのが、


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大きな揚げ鍋。


かごつきで、二度揚げが簡単にできるというわけです。


揚げものはやはり二度揚げると本当にからっとおいしくなる・・・。


でもけっこうめんどうだったりして、やらないこと多いですよね^^;



そういう面ではカゴを引き上げるだけですむので、二度揚げも苦にならないというわけです。


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油がはねるのを防止するネットもついています。


・・・ほんと、よく考えられている。。。


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この揚げ鍋で二度揚げした新じゃがのフライドポテトはそりゃぁごちそうっっ!!


こんなにポテトってうまかったかいねぇ??


という感じです(笑)





この鍋は深いので、中華鍋的にも使えます。

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まずは野菜類をジューーーーーっと。


やっぱり野菜を炒めるのは鉄系に限る!!!


なんといっても入れた時の音が違います。
(写真じゃ全然わからん-笑)


あ、この音、子どもの頃よく聞いたなぁ~って音かな(笑)


子どもの頃、まだテフロンのフライパンなんてないから、


母は鉄の年季の入ったフライパンを使っていました。


それとまぁ、見事同じ音ってわけです。


手早く油をまわしながら野菜をジュージュー炒め、


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中華スープをジュ~~~っと。


これで野菜だけのラーメンスープ完成っっ♡


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「家庭でつくるおいしいラーメン」


があっという間に完成です。


今までコクを出すために、豚バラなどを加えていましたが、


鉄で野菜を炒めることで、野菜のよい部分がドーーーンとひきだされるので、


野菜だけでも、なんとまぁ、おいしいラーメンが完成。


びっくらこきました。



※使った野菜:キャベツ(3枚)、しいたけ(2枚)、たまねぎ(1/2個)、もやし(1/2袋)、
       にんじん(1/3本)、にんにく・しょうが(ひとかけ・みじんぎり)→全てをサラダ油で炒める。
 
 スープ材料:水(カップ6ほど)、鶏ガラ粉末だし(小さじ2)、塩(小さじ1)、酒(大さじ2)
       しょう油(大さじ2~好みの味に加えていく)

 辛味として:黒コショウやラー油など






もうおわかりだと思いますが、


鉄のフライパンときたら、やっぱり野菜炒めが最高なのです!!


充分熱したフライパンにキャベツを入れると、もんのすごい音がたちます。


キャベツに焦げを少しいれながら、ベーコンを加え、


あとは塩コショウだけ。


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まさに、子どものころに食べた、あの野菜炒めの味ーーーっっ♡


塩・コショウだけでこんなに野菜いためっておいしかったの???


ってな感じに出来上がるわけです。



やはり、料理と調理器具の関係・・・・とてつもなく大事なもんだと痛感。。。








料理器具って、そんなに安いものではないので、


どうしてもコツコツ系でしか揃えられないのですが、


少しずつ自分の納得のいくものを揃えていく喜びは、


料理をする楽しみにもつながります。


料理はやはり毎日毎食のことですから、そのモチベーションもかなり大事。


こういったもので、自分の気持ちをあげつつ、


日々、楽しくやっていきたいもんです。







まだまだ、私の料理道は踏み出したばかりで、


勉強しなくてはならないことがてんこもり。


とにかく、


私は、日常の中で食がどれほど大事な土台であるかということを伝えるため、


これからも頑張っていこうと思っています^^





(なんとなく今日はかしこまりモードで-笑)





※ちなみに、野菜炒めの後ろにうつっていたのは、これ。

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「トマトサラダ☆オニオンドレッシング」

この間紹介したばかりのドレッシング。→ 

これに今はまっているため、しょうっちゅう作っている(笑)


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うんまいだよ。




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☆今日のJUNA夫さん弁当☆

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おやじ弁


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・塩鮭
・ピーマンとにんじんの炒め物(オリーブオイル、スパイスミックス)
・きりぼし大根
・卵焼き、えだまめ








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